Kotlin インアクション
総括
- Kotlinのリファレンスに最適
- なんとなくKotlinを使っている人はこの本を読むことでKotlinの言語仕様を理解して、Kotlinを使うことができるようになる。
読む前の状態
- Javaは新卒研修と仕事で多少触ったことがある
- サーバーサイドKotlinを使ってWebAPIのシステムを一つ作り上げた
- Kotlinの言語仕様などは触っていく中で多少身についていた
- 詳しく勉強したことはない
- 静的言語を意識してガッツリ触ったのはは↑のKotlinがほぼ初
- その前は長らくRubyを触っていた
読んだ後の状態
- Kotlinの言語仕様をほぼ理解できる
- Kotlinってどんな言語?というのをある程度語れるようになる
- Kotlinを書く際に、Kotlinの良さを引き出せるようになる
- Java標準ライブラリなどの知識はほとんどつかない
この本で身につくこと
- Kotlinの言語仕様の理解とそれを使ってコーディングをする力
- Kotlin製ライブラリを読み解く力
- Kotlinを使ってDSLを作る力
紙の本と電子書籍どっち向きか?
紙の本。
感想
まとめにも書いたが、この本はリファレンスとしても使えるので当分手放さないと思う。
DSLの作り方が最後の章になるが、一度読んだだけではま記憶できていない部分、理解が浅い部分もあるので、実際にDSLを作る際にこの本をパラパラめくりながら作ることになるだろう。
実は少しこの本は情報が古い。
洋書だが、Effective Kotlin
はKotlin インアクション
と同等(むしろそれ以上の)内容が書かれている。
英語を読む手間はあるが、英語を読むのに抵抗がない人はそちらの方が良いかもしれない。
※ただし、こちらはリファレンスには不向き
※2021/01/11 現在翻訳書はなし