React ハンズオンラーニング
総括
- フックなど最近の機能も含め、Reactとは何か?を知るには良い本。
- Reactへの苦手意識をなくすためには最適。
- Reactって簡単だな、と錯覚できる
- 読みやすい。さっと読める。
- (Reactの知識の全てがこの本にあるわけではないが)リファレンスとしても使える
- (最近は廃れつつある気もするが)Reduxの知識は身に付かない。
読む前の状態
- Javascript, Typescript, Reactでのアプリケーション構築経験あり
- Typescriptについては一度学習し、ある程度の理解を得ている
- React公式ドキュメントは少しだけ読んだことがある
- useState, propsなどある程度は使ったことがあるが、memoとかは知らない
- フックとは何かを言語化できるほど詳しくない
読んだ後の状態
- フックとは何か、コンテキストとは何か、などReactの基本機能は理解しており、使うことができる
- Reactでアプリを構築するのに苦手意識はない
- むしろ早く実装したくなる
この本で身につくこと
- Reactアプリを構築する上での基本的、応用的知識
- フック
- ステート
- props
- データ(取得、表示、更新)
- テスト
- ルーティング
- コンテキスト
- 軽くではあるがGraphQL
紙の本と電子書籍どっち向きか?
紙の本。
感想
Reactを業務で使っていたが、正直苦手意識があった。
苦手意識を克服したく、この本を買ってみたが、大成功だった。
Redux
などよく使われるプラスアルファのライブラリについては書かれていないが(react-router
については書かれている)、Reactのメイン機能の大半はこの本で学ぶことができ、なおかつ「Reactって結構簡単で分かりやすいな」と思えるようになるのでおすすめ。
もう少し細かい情報については公式ドキュメントを読むと良い。
この本には、こうするべき、といったことは大体書かれているが、なぜそうしないといけないか、詳しく解説はしていない。